ゴブリンはぴょーんと飛ぶと、リトの後ろに着地した。
ぴっと、赤い糸が現れた。現れた場所は小指ではなく、頬。
「リト、血」
冷静に言うな、世麗。
けっけっけっと、随分とかん高い声でゴブリン歓喜の笑い。もちろん、二人以外には聞こえないし、リトの傷も、かまいたちかな、という程度のものである。誰も変に思わない。それを踏まえたうえで、
「いきなり強い奴じゃなくてよかった。道端でいきなり爆発したみたく死なれたら困る」
初心に帰りました。
本来「最果ての展覧会」という別サイトを作ったのは、
こうやって「挿絵」っぽいものをアップしたかったからです。
で、ついうっかり趣味に走るままに、
「小ネタぶちかましサイト」に…。
それもこれも私がゲーマーのパクリ好きだからです。はい。
しかし基本的に美術才能はないうえ(デッサンとか)
色塗りなどへの情熱と根気すらない。
心優しい科学の子が、挿絵をくださる日を夢見て今日も落書きます。